そうだ、ウズベキスタン行こう

2019年夏、唐突な思いつきでウズベキスタンに旅立った大学生四人。彼らは何を見て、何を得たのか。四人による旅の思い出などなど

メンバー紹介

メンバー紹介

 

偉すぎてエラスムスになった

 

この旅のリーダー。ウズベキスタン行きたいというツイートを実現させた猛者。風景が好き(知らんけど)。旅ではなぜかよくナンパに遭っていた。最近はずっと世界の皿さんぽのインド人の真似をしている。梨とカよく食べる。Galaxyが好き。

 

 

ぽらりす

 

突撃隊長。英語が話せる。ご飯と服が好き。とんでもコミュ力と一切物怖じしない姿勢で現地の人々とコミュニケーションをとる。服装からか現地では13歳として押し通っていた。お土産と称してウズベキスタンの本屋で爆買いしたり、自らをカラカルパク人と詐称するなど、話題が絶えない。

 

 

ヴァンシ

 

旅のプランナー。おそらく1番のしっかり者。ポイント()に振り回された犠牲者。鉄道が好き。旅の計画や鉄道の時間割などを綿密に計画する。この人なしでは我々は帰ってこられなかったであろう。多分アラル海で干からびてる。メガネがおしゃれ。

 

 

ポイントたまるンゴんご()

 

旅の交渉役。ロシア語と英語がちょっと話せる。関西人で関西のノリで交渉を図る。大量の薬を持ち込み、メンバーから笑われるが後メンバーは彼の薬に頼ることになった。正式名称は長すぎて誰も覚えていない。

 

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プロフの話 – 乙嫁語りと歩くウズベキスタン

こんにちは。ポイントがたまるんごンゴバ美肉お兄さんちょっとエッチなミルキーっ子タマーシャツァニイェンドゥエイラです。

 

 

さてみなさん、乙嫁語りと言う漫画をご存知でしょうか。19世紀の中央アジアを舞台に「乙嫁」をキーワードに人々の物語を描く時代漫画です。

www.kadokawa.co.jp

 

もーわたしはこれの大ファンで!ウズベキスタンではこれを読みながら旅をしていました。

 

この乙嫁語り、舞台のモデルとなっているところの一つがウズベキスタンなんですよね。実際のところどんな感じなのか、歩きながら見ていきました。

 

今回お話しするのはプロフの話です。プロフとは中央アジア風の炊き込みご飯のことですね。乙嫁語りでは二巻10話でニコロフスキ氏がスミスさんを訪れた時に振る舞われ、五巻25話でも双子の嫁入りの時に振る舞われていますがやはりなんといっても三巻16話のプロフの作り方を思い出す方は多いのではないでしょうか

 

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乙嫁語り 三巻 149ページより引用

 

 

もはや森薫先生による飯テロですね!

 

プロフは一回作るととんでもない量ができるのと(鍋に使われるカザフスタン鍋は直径が1メートルくらいあります(!))、時間がかかるので、客の多い都市のレストランか、あるいはお祭りでしか作れない貴重なものなんですね。

 

ここにあるように、プロフ作りは地方によって作り方も味も違います。あとは…個人の技術もあるでしょうね。

 

わたしはこのウズベク旅行に行くまでロシアにいたのですが、そこで食べたプロフはめっっっちゃまずかったです。ぴえん。

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ロシア リャザンのプロフ

 

しかしウズベキスタンのプロフは本場だけあって絶品とのこと!旅行前から乙嫁語りに「飯テロ」されていたわたしはもはやプロフを食べにウズベキスタンに行きました!

 

…が、プロフというもの、売り切れている場合が多く、ちょうどの時間に行くかガラガラの店でないと食べられませんでした…

 

 

さて訪れたのはサマルカンドのプロフセンター

https://2gis.ru/n_novgorod/firm/70000001040935981

 

サマルカンドで1番美味しい!とタクシーのあんちゃんが連れて行ってくれたプロフ屋さんです(なんか店員さんと親しげでよくないものが垣間見えた気がするけどキニシナイ)

 

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デン!

やっばうっま…

 

チャーハンみたいな感じかと思いきや炊き上げて出すのでしっとりしつつも、思い切り油を使ってるのでガツンとした味!上に乗ってる羊肉がチャーシューのような食感でたまらん!!!

 

うまい!!!!!!!

 

 と、大満足の料理でした。

 

 

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申し訳程度のブレブレのタシケントのプロフ。杏が入ってて甘かった

 

たびのはじまり

2019年4月30日、全てはとあるメンバーの何気ないツイートから始まりました。

 

 

このツイートに何の気なしに反応したのが、三人。

 

彼らは若気の至りからほんとうにウズベキスタンに行くことになってしまいます。

 

何の気なしに行ってしまったシルクロードと陶磁器の国、ウズベキスタン

 

そこはどこまでも青く、中世そしてソ連の雰囲気がいまだに香る、美しい国でした。

 

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サマルカンド

 

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アラル海

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地下鉄




 

メンバーは四人。

 

リーダーの「偉すぎてエラスムスになった」

 

鉄道担当の「ヴァンシス」

 

突撃担当の「ぽるっくす」

 

交渉担当の「ポイントがたまるんごンゴバ美肉お兄さんちょっとエッチなミルキーっ子たまーしゃツァニイェンドゥエイラ」

 

 

かれらは何を見て、何を感じたのでしょうか。

 

四人のお気楽な旅の思い出、始まるよー!